今回はダビスタマスターズで育成に失敗したかもしれないという話。先日、なつきちゃんの薦めに従って馬体解析したところスピードB。
一線級相手には厳しかったが、メンバーが手薄だったヴィクトリアマイルに勝ち、ダビスタマスターズで初めてのG1制覇をもたらしてくれた。

この牝馬に最近話題のフランケルとも好勝負した(ただ同じレースに出走しただけともいう)グランプリボスを付けたところ母のスピードを受け継いだのか、スピードBの産駒が誕生。
馬体解析の結果、成長タイプは早熟なので朝日杯FSを目標にするといいとのアドバイス。
馬体解析の結果に従い、朝日杯FSを最大の目標にして育成することにした。
朝日杯を目標に全力でデビュー前調教
普段は入厩前のなつきちゃんのコメントをある程度確認するが、馬体解析で能力を把握していること、成長タイプが早熟なので入厩可能になる9月1週から入厩。
そしてダート/併せを毎週行い、月に1回・2回特別調教を繰り返す。
数か月繰り返すと馬体重が絞れてくるので、絞れて来たらダート・ウッド一杯や併せ、特別調教で馬体重と調子を整える。
ただ、早熟タイプなので少しだけスピード調教も必要だと思い、芝調教も数回していよいよデビュー。
人気は5番人気とイマイチだったが、特別調教を何度もしたため才能が開花したらしい。
G1では発揮できないし、才能のレベルも1だがデビュー戦から才能が開花していたのは嬉しいと思う。
けれど才能をもっていることを表現するパドック解説者のコメントはもう少しどうになならなかったのだろうかと毎回思う(笑)。
才能が開花したことは嬉しいことだが、レースの結果は5番人気で4着と厳しい結果。
成長しきっていない新馬戦なのでアドマイヤオーラに人気で負けるのはいいとしても、イマイチ印が少ないような気がした。
続く未勝利戦は快勝したが、OPクラスでは2戦連続見せ場なく惨敗。
成長タイプが早熟なのにOPクラスでは全く通用せず。もしかしたらそれ程強くないかもしれない。
次走の500万下のあかまつ賞に勝たないと朝日杯FSに出走することはできないが、仮に勝ったとしても朝日杯は見送ろうとも考えていた。
そして試金石となる500万下のあかまつ賞に出走したところ、次元の違う脚で抜け出して圧勝。
これならば朝日杯は勝てないまでもそこそこ勝負できると思い、目標だった朝日杯に出走させることにした。
目標だった朝日杯に出走した結果
早熟タイプのため2歳12月には本格化しているだろうと思い、念のため馬体解析をしてみるとまさかのスピードC。
画像が縦長すぎるのでトリミングして表示されていないが、「調子を見てBCに登録してもいいでしょう」とのことだからピークを迎えているはず。
G1で勝負するにはスピードCでは厳しいと思うし、案の定朝日杯は惨敗。
目標だった朝日杯に惨敗したのは仕方ないとしても、スピードがCまでしか伸びず育てきれなかったことに衝撃を受けた。
もしかしたら今までずっと早熟馬の育て方は間違っていたのかもしれない。
ダビスタの早熟馬の調教方法についての疑問
従来のダビスタシリーズではスピード能力はレースに出走することで上がるし、成長するまでスピードはほとんど上がらないため、デビュー前はダート/併せのみしかしてこなかった。
早熟馬の場合はデビュー前でもスピードが上がるのでスピード調教を多少はするが、レースでスピードは上がるため、早熟馬以外は引退まで数回しかスピード調教をしないことも多かった。
この調教方法でも初めてG1を勝った馬はスピードがちゃんとBまで上がっていたので(最大値まで上がったかは不明だが)、今回も同じようにダート/併せメインでデビュー後もほぼスピード調教せず、ダート・ウッド・特別調教を中心に育成。
ただ早熟馬なのでいつもより少し多めに芝・坂路調教をしたが、スピードが上がりきっていない。
よくよく考えると朝日杯まで5戦。ダビスタマスターズも従来のダビスタ同様にレースに出走させることでスピードが上がるとしても、明らかに足りないと思う。
そういえば今までのダビスタシリーズで朝日杯FSと阪神JFは最も少ない勝利数のG1だった気がする。
今回と同じようにスピード調教が足りず、ダビスタマスターズが特別というより今までずっと早熟馬の育て方を間違えていたのかもしれない。
これからは早熟馬の場合もう少し芝・坂路調教を増やそうと思う。
けれど入厩前の馬体解析が100%正確ではない可能性も少しはあるかもしれない(笑)。
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