競馬ファン・ダビスタファンが待ち望んでいたダービスタリオンマスターズ(ダビスタマスターズ)がついにリリース。
現在はゲーム情報に変わっているが、開発段階のダビスタマスターズの公式サイトでは、
「ダービースタリオンⅢ」を熱狂的にプレイしたディレクターを始め、「Ⅱ」や「96」、PS版など、黄金期のダビスタにそれぞれハマった開発スタッフが集まり開発を開始することができました
と記載され、開発陣の熱意が感じられた。
これは「かつて競馬ゲームの頂点を極めたダビスタの復権もあるかもしれない」と期待して事前登録をしてリリースを待っていた。
ダビスタのネームバリューなのか、公式サイトやニュースメディアでダビスタマスターズの記事を読んで期待を持った人が多かったのか、事前登録者は25万人を突破したらしい。
ダビスタと競馬ゲームの両巨頭と思っていたウイニングポストのスマホアプリ・ウイニングポストスタリオンの事前登録者が5万人にすら届かなかったことを考えると、ダビスタのネームバリューは予想以上に高かったのかもしれない。
というわけで、待ちに待ったダビスタマスターズがリリースされたので早速プレイしてみることにした。
ダビスタマスターズの初プレイとストーリー
ダビスタマスターズについて事前情報をそれ程集めていなかったので、主人公のキャラが設定されてることに驚いたが、最初は主人公の名前を設定。
そして勝負服と馬具を設定。まずはチュートリアルで種付けから開始することになるのかと思っていたのだが、いきなりストーリーが展開される。
凱旋門賞、ダービー制覇、G1制覇とどこまでストーリーが用意されているのかは不明だが、淡々と馬を育てるだけだと思っていたので、予想外の物語の展開に面食らったがゲーム開始直後は随所で物語が進行するので楽しめると思う。
まずは生産から
ダビスタマスターズはオーナーブリーダーになって競走馬を育成するゲーム。ストーリーを進めていくとまずは生産から始まることになる。
そして配合するには種牡馬が必要になってくるが、種牡馬は他の競馬ゲームアプリのダービーインパクトと同じようにガチャで入手することになるらしい。
チュートリアルを進めていくと種牡馬の種付け権が必要になるので、チュートリアルに沿ってガチャを回してみたところ出てきたのは★4つのゴールドアリュール。
ゴールドアリュールはジャパンダートダービー・ダービーグランプリ・フェブラリーステークスを制しただけでなく、ダート馬の枠潰しと思っていたダービーではあわやと思わせる、勝ち馬のタニノギムレットから0.3秒差の5着。
ダービー以降芝のレースに使われていないので実力は未知数だが、芝の重賞を勝つ力は十分あったと思う。
そして競争成績に違わず種牡馬成績も優秀で、エスポワールシチー・スマートファルコン・コパノリッキー等ダートのチャンピョンホースを輩出している。
これ程の種牡馬成績を上げているのに「実績B」は査定が辛いとは思うが、リセマラする気はないし★四つなら十分?かもしれない。(後述。引継ぎ設定がないため結果的にりせまらになってしまうかもしれない)
そして故大川慶次郎氏で有名なメジロライアン産駒の初期牝馬ウィリアムチョコとゴールドアリュールを配合。
ダビスタマスターズは「冠名」を使用できるみたいなので、期待の産駒が誕生するまで冠名を使用しようと思う。
幼駒の能力判断
ダビスタといえば入厩前のコメントが大事で「弾むようなフットワークでスピードがありそうです」のコメントが出ると喜んでいた記憶がある。
この点ダビスタマスターズにも引き継がれ、産駒の能力・成長タイプを窺わせる様々なコメントが用意されているようだ。
初期配合で特別な配合要素もない配合なので早熟コメントしか出なかったが、入厩前のコメント確認作業が往年のダビスタファンには嬉しい作業だと思う。
けれどダビスタマスターズはコメントだけでなく、「馬体診断所」という産駒の能力を診断してくれる施設がある。
チュートリアルを進めていくと馬体診断することになるが、入厩前の馬体診断の結果、
ゴールドアリュール産駒だがダート適性はなく、「気性」と「勝負根性」だけまずますで他は見るべき能力がなく虚弱体質らしい(笑)。
けれどG1は厳しいかもしれないが、「この馬ならば重賞をねらえる」と嬉しい診断結果。初めての産駒で重賞で勝負になるだけ十分だと思う。
こちらは入厩後デビュー前の馬体診断結果。入厩前と比較すると根性・気性がまだ育っていないことがわかる。
そして入厩後は能力だけでなく、理想の馬体重を馬体診断所で知ることができる。
ダビスタは馬体重が特に重要で、少しでも増減すると極端に能力が落ちることになる。
けれど成長によって理想の馬体重は増える。そうそう馬体診断するのはコストがかかりすぎるので理想の馬体重は調教師のコメントで判断するしかないと思う。
ついにダビスタマスターズ初の産駒がデビュー
馬体診断したリ調教を重ねているうちに状態も整ったので、ついにダビスタマスターズ産駒がデビュー。
ダビスタマスターズのレース登録画面。ダビスタといえばレーシングカレンダーのイメージなのでカレンダーじゃないのは残念だがそのうち慣れると思う。
そして鞍上は今年もマリアライト・ディーマジェスティの騎乗して宝塚記念・皐月賞を制した大舞台に強い蛯名騎手。
依頼が「多」なので乗り変わりが多いかもしれない。ダビスタマスターズは高勝率競馬場以外どれ程騎手の能力が反映されるのか不明だが、乗り変わりを考えても主戦騎手はやはり上位騎手にしたいと思う。
そして新馬戦に登録をしてレースを楽しみにしていたのだが、デフォルトの設定が「レースを見ない」になっているらしく、デビュー戦のレース映像を見ることができなかった(笑)。
デビュー戦はストーリーの都合上負けるようになっているのか、敗戦後ストーリーが進み牧場長が特別調教師を紹介してくれることになる。
特別調教師は「才能」を目覚めさせてくれる特別調教をすることができ、
特別調教を重ねると一定確率で才能が開花するらしい。
ストーリーの都合上最初の産駒は簡単に才能が芽生えたが2頭目以降はなかなか才能が開花しないので、開花する確率は意外と低いかもしれない。
特別調教師で開花させるのは後天的な才能だが、事前登録特典で貰った二ホンピロウィナーのように才能を持っている種牡馬を配合すると一定確率で産駒に才能が遺伝すると思う。
どの程度の確率で遺伝するのか、突然変異で才能を持った産駒が誕生するのかは今後のダビスタマスターズの楽しみの一つになると思う。
馬体診断の結果重賞を狙えると言われていたが、診断通り重賞を勝てはしなかったが重賞で好勝負を繰り返す(G3が限界)。
ただOP特別は2着ばかりでオープンクラスでの勝ち鞍はなく、最後の勝利は準オープンに降格後に勝った準オープンの多摩川ステークス。
次のストーリーはオープンでの勝ち鞍が必要なのでストーリーがなかなか進まない。。。
そして早熟タイプの馬なので6歳になった現在、オープン特別でもシンガリ争いをするまで衰えてしまった。
もう引退させるよ!と思うかもしれないが、以前までのシリーズのように調教師から衰えを指摘されるコメントが出るのか試したいので限界まで引退を引っ張ろうと思う。
ダビスタマスターズ初プレイの感想
開発段階から「往年のダビスタ」を強調していたように、ダビスタシリーズの良い点は引き継がれていて往年のダビスタシリーズを楽しんでいた人も昔を思い出しながら楽しめると思う。
またストーリーや馬体診断、そして馬ゲノム研究所等新たなシステムも用意され往年のダビスタと新しいダビスタがミックスされ、新しいダビスタをも感じさせる。
ただまだプレイして数日。行動力も無制限の中遊んでいるので、どれほど無課金で遊べるのか?コストはどれ程かかるのか?といった点は全く分からない。
けれど初プレイの感想としては往年のダビスタと新しいダビスタが融合され、ダビスタマスターズは「ダビスタ」の看板に負けない面白いゲームかもしれない。
リリーズ当初は特典が多いので、ダビスタや競馬ゲームに興味があってまだダビスタマスターズで遊んでいないなら、始めるなら早い方がいいと思う。
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ただ、まだ引継ぎ設定が実装されていないので、近日中に機種変する予定の人は機種変後かアップデートで引継ぎ設定が実装されるまで待った方がいいと思う。
引き継ぎ設定を実装するのは大変なのか不明だが、iPhone7がリリースされた直後登場のゲーム。
自分のようにiPhone7が届いたのにダビスタマスターズのせいで機種変できない人もいると思うので、早くアップデートで引継ぎを実装してほしい(笑)。
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