スピードシンボリの旧7歳・8歳(6・7歳)での有馬記念は異例のことであり、8歳馬による8大競争制覇は史上初。そして7歳馬によるG1制覇もオフサイドトラップの天皇賞秋制覇まで28年間現れることはなかった。
近年調教技術の発達により以前より高齢馬の活躍が目立つが、8歳でのカンパニーの天皇賞秋・マイルCSの連勝には驚かされた。
競馬ゲームでも成長タイプが「晩成」の馬でも7歳時には能力が低下し、8歳馬で現役を続けるのは難しいことからカンパニーの凄さがわかる。
この点・ダービーロードの「遅めの晩成」タイプの馬でも7歳時には能力が衰えはじめ、8歳1月1週には能力が激減し、カンパニーのように8歳の秋に活躍をするような馬は生産できないと思っていた。
ところがカンパニーに騎乗して天皇賞秋・マイルCSを制覇し、「ポツン」で有名な横山典弘騎手に「ごぼう抜き」という面白い騎乗スキルを付けるダービーロードを侮ってはいけないことを先日思い知らされることになった。
ダービーロードの成長タイプ晩成の馬で100戦越え
先日ダービーロドの晩成馬を育てていたところ、結構レースに出走させていたため7歳12月で100戦。
7歳になり能力が微減していたので、いつもの遅めの晩成馬と同じように8歳1月に能力低下が激しくなるので、1月1週で引退させるつもりでいた。
ところが、8歳1月になっても能力の低下が激しくならない。「今まで8歳1月でも能力の低下が激しくならない馬がいたかな?」と思いながらも能力が激減するまで走らせることに。
すると8歳5月になると能力の低下が激しくなったので、5月の1週のレースに使って引退させることにした。
ただ、5月の1週にレースに出走させてしまうと、次の幼駒の入厩が5月2週になってしまうので1月まで放牧し、1月に引退させようと思っていた。
そして2か月放牧に出して帰厩。再び「調教」→「8週放牧」を選ぼうと調教をタップすると驚くべきことが起こった。
ダービーロードの晩成馬の能力激減がストップ
帰厩後「調教」をタップしてみると何故か能力の激減がストップし、再び能力が微減に戻っていた。
流石に9歳1月になったら能力激減するだろうと思っていたが、9歳になっても能力が激減しない。
流石に9歳5月に再び能力が激減し始めた後は、そのまま能力の低下が止まらなかったが、まさか1度能力が激減し始めた馬で衰えがストップするとは思ていなかった。
結局9歳4月4週のマイラーズカップまで現役を続け、119戦に出走。
能力がイマイチだったのでカンパニーのように8歳でG1を連勝とは行かなかったが、8歳秋の4連勝、9歳で京都記念制覇はまるでカンパニーのような馬。
G1は勝てなかったが、119戦も走らせたこともありG2を12勝。称号の「G2横綱」を貰えるかと思っていたのだが、称号獲得はならず。
ところが、この馬はG2を8勝しただけで「G2横綱」の称号を貰えたので、イマイチ「G2横綱」の獲得条件がわからない。

8歳になっても衰えることなく、カンパニーのように8歳秋に大活躍することができたのだが、この馬は普通の晩成馬と異なる成長曲線を描いていたので、8歳秋でも活躍する予感はある程度感じていた。
ダービーロードの成長タイプ「超晩成」は3度成長するのかもしれない
かつてノーザンテースト産駒は2度成長すると言われていたが、ダービーロードの晩成馬も
「成長期」→「停滞期(能力微減)」→「成長期」→「ピーク」→「衰え」
といったような成長曲線を描き、能力が少し衰え始めても再び成長期に入る。
今回育てた馬は2度目の成長の後に能力が再び微減。
ところが、7歳夏に再び成長し、3度目の成長期に入った。
ダービーロードについて特に調べていないので「超晩成」という言葉を使うが、ダービーロードの超晩成馬は3度成長気が来て、3度目の成長期が来た後に能力が激減しても、衰えは止まり、
9歳でも元気にレースに出走できるので、4歳から9歳春まで充実期を迎えることになる。
今回育てた馬は能力が微妙だったが、能力がある馬が超晩成だった場合には難易度の高い称号を狙うのも難しくないと思う。
ゲームでは再現するのが難しかったカンパニーのような馬も生産できるので、超晩成の成長タイプがあったのは楽しみが増えたと思う。
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